【七五三着物】肩上げって何?自分でできる?簡単☆縫い方解説!

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こんにちは☆

アラサー主婦のタロままです\(^^)/

 

長男の七五三の準備をしていて、「着物の肩上げって必要なのσ( ̄^ ̄)?自分でできるの?」と困ったので詳しくまとめてみました^^ 

 

はじめに説明に必要な着物の部位名称をまとめたので、確認してみてください^^

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肩上げって何??

簡単に言えば、大きな着物の袖の長さを調整すること

(実際に縮めるのは肩幅です。)

 

これを和装の言葉では、裄(ユキ)の長さを調整すると言うそうです。

裄(ユキ)とは、着物の背中の縫い目から袖までの長さのことです。

 

では、実際肩上げしたものを見てみてください☆↓↓
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こちらが前身頃(前側)の肩上げ前と肩上げ後の写真です!


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こちらが後身頃(後側)の写真です^^

 

着物(羽織)の肩幅(背中心から袖までの幅)が狭くなっているのがわかります^^

 

このように昔の人は、大きめの着物を子供の成長に合わせて肩上げをすることで、長く着せていたのですね^^

 

じゃあ!子供にピッタリサイズの着物を購入又はレンタルすれば肩上げは必要ないの?と思うかもしれませんが、そうでもないらしいのです(><)

 

肩上げをしているということは『 まだまだ成長する子供』を意味し、逆に肩上げをしていないということは『もう成長しない存在=死』を意味することもあるそうですΣ( ̄□ ̄)!

 

子供のこれからの健やかな成長を祈願する意味で、子供の着物は数ミリでもいいので肩上げをした方がいいみたいです(><)

 

肩上げには、ただ袖を短くするだけではなく、「もっともっと大きくなって欲しい!」という親の願いが込められているんですね^^

 

肩上げってどうやってするの?

まずはざっくり簡単に説明します!(詳しい縫い方の説明は後ほど。)

 

肩上げのやり方を簡単に言うと、肩幅を長い分だけつまみ、縫い合わせて長さを縮めるという感じです!


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肩幅の中心が山折りになるようにつまみ、(A)-(B)と(A")-(B")の部分を縫い合わせます。(後身頃も同様に。)


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つまんだ部分を袖(そで)側に倒せば完成です☆

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縫い目はこんな感じです☆

表側(襟側)は目立たないように小さい縫い目、裏側(袖側)は長い縫い目になるように「二目落とし」で縫います^^

 

この作業を男の子なら長襦袢・着物・羽織りの両肩で行います☆

 

女の子なら長襦袢と着物の両肩ですね^^

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素人でも自分で肩上げできる??

私は着物については全くの素人でしたが、今回息子の七五三の準備のため、肩上げに挑戦しました( •̀ᴗ•́ )/

 

最初は、高価な着物(我が家のは比較的リーズナブルなものですが。。)に素人が針を入れるのって緊張するし、やっぱり難しいかな?と思っていました(><)

 

でも、昔の人は親が子供の肩上げをするのは当たり前だった訳だし、肩上げは子供の成長祈願であることを知ったので、「多少不格好でもいいから自分でやってあげたい!」と挑戦を決めました^^

 

始めは少し時間がかかりましたが徐々に慣れ、無事に長襦袢・着物・羽織を仕立てることが出来ました^^

 

ミシンなども必要なく、針と糸さえあれば出来ます!

難しい工程もないので、「10個のボタンを付け直すぞ!」くらいの気持ちがあれば素人でも自分で肩上げできると思います^^

 

肩上げの詳しい縫い方説明

肩上げの方法は「長襦袢(ながじばん)」も「着物」も「羽織」も男の子も女の子も基本的には同じです☆

 

着物の部位名称を再確認☆↓↓

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用意するもの

糸(着物と似た色/細め)・針・まち針・メジャー(ものさし)

 

工程1.肩上げ寸法を決める

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  1. 子供の首の真ん中の骨から手首のグリグリまでの長さを測る。(ア)

    ※子供に45度に手を挙げてもらう

  2. 着物の背中心から袖までの長さ(裄丈)を測る。(イ)
  3. 肩上げ寸法を計算する。(イ) -(ア) = 肩上げ寸法(肩上げする長さ)

 

POINT

袖は長めよりはちょっと短めに肩上げした方が子供らしくて可愛く仕上がる!

 

ちなみに。。。

5歳(身長107cm)の息子の(ア)=47cm

購入した着物の(イ)=57cm

だったので10cm肩上げをしました^^

 

工程2.まち針でしるしをつける(前身頃・後身頃)

前身頃(前側)

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  1. 肩幅の真ん中にまち針を打つ。[★1]
  2. [★1]から左右両側に肩上げ寸法の半分の長さの位置にまち針を打つ。(A)(A')

    ※10cm肩上げする場合は左右に5cmずつの位置
    ※肩上げ幅が大きく、(A')が襟にかかってしまうor近すぎて縫いずらい場合は[★1]を少し袖側にずらしてもOK!(私は1cmずらしました)
    ※男の子の羽織に紋がついている場合は[★1]を紋よりも袖側にする

  3. 1.と同様に、今度は袖付止まりの高さで肩幅の真ん中にまち針を打つ。[★2]
  4. [★2]から左右両側に上げ幅の半分マイナス1cmずつの位置にまち針を打つ。(B)(B')

    ※胸のあたりは厚みがあるので、つまむ幅を少し減らすため
    ※10cm肩上げする場合は左右に4cmずつの位置

 

後身頃(背中側)

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  1. 前身頃3.と同様に、袖付止まりの高さで肩幅の中心にまち針を打つ。[★3]
  2. [★3]の左右両側に肩上げ寸法の半分の長さの位置にまち針を打つ。(C)(C')

    ※10cm肩上げする場合は左右に5cmずつの位置
    ※後身頃はマイナス1cmしない

 

工程3.縫いやすいようにまち針を打ち直す(前身頃)

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  1. (A)と(A')、(B)と(B')がそれぞれ重なるように[★1]-[★2]を山折りにする。
  2. (B)のまち針を(B')まで貫通させ、ズレないように留める
  3. 2.と同様に(A)のまち針を(A')まで貫通させて留める。
  4. (A)と(B)の間にも何本かまち針を打つ。

    ※糸か物差しをあててまち針がキレイに1列に並ぶように

 

POINT

●まち針は抜けやすいので丁寧に留める!

●袖側から作業するとやりやすい!

 

工程4.縫い合わせる(前身頃)

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  1. (B)から(A)までを二目落としで縫っていく。

    ※最初と最後は返し縫いをする

 

二目落としは、裏側になる袖側で長く一目縫って、その後に表側(襟側)に小さく二目出る(落とす)ように縫います☆

●長い目→2.5cmくらい

●小さい目→2mmくらい

 

こんな感じの縫い目になるはずです。↓↓
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工程5.後身頃もまち針を打ち直し、縫い合わせる

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※2枚目(下)の画像は前身頃のものを利用したので実際は(C)が右側にきますm(_ _)m

  1. 工程3.と同様にまち針を縫いやすいように打ち直す。
  2. 工程4.と同様に(A)から(C)へ二目落としで縫っていく。

    ※最後は返し縫いをする

 

工程6.つまんだ箇所を袖側に倒して完成!

\わーい♪♪/

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みなさんも是非お子様のために肩上げチャレンジしてみてください♡