はなママ
こんにちは!はなママです。
こちらの記事では、カバンや袋物(トートバッグ、レッスンバッグ、手提げカバン、コップ袋、お弁当袋、etc...)を作る際に使える3種類のマチの特徴と作り方をまとめています。
こんな方におすすめ
- マチってどんな種類がある?
- マチの形の使い分けは?
- ○○を作りたいけどマチの形に悩んでいる
- マチの作り方が知りたい!
Contents
隠れマチ(隠しマチ・折りマチ)
製作例 : コップ袋
特徴
- 折り畳むとマチが隠れてペタンコになる(収納や持ち運びに便利)
- マチを縫うときに重なる布の枚数が多くなる
※厚い布(帆布やデニムなど)で作る時は注意!!
作り方
- 布の表を内側にして半分に折る。
- 輪になっている下側を、作りたいマチの大きさの半分の大きさで折り曲げる
※横から見ると画像②のようになるはずです - 下側を折り曲げたまま両サイドを縫う。
- 完成!
つまみマチ(三角マチ)
製作例:レッスンバッグ
特徴
- スタンダードなマチの形
- 汎用性が高い
- 布の重なる枚数が少ない
- 作り方が2種類ある
作り方A(最後にカット)
[A=作りたいマチの半分の長さ]
- [画像①]布の表を内側にして半分に折り、両サイドを縫う。
- 下側片方の角をつまんで(つぶして)、画像②のような形にする
※先程縫ったサイドが真ん中にくるように - 先程縫ったサイドの縫い代を両外側に倒してアイロンをかける。
- 角からAcm、真ん中から両側にAcmのところを縫う。
- 反対側の角も同様に縫う。
- [画像③]縫った箇所の1cm下をカットし、ギザギザ縫いをする。(ほつれ防止のため)
- 完成!
作り方B(最初にカット)
- 袋を作る布を四角く切り、長辺の中心に下記の大きさの四角形を切り抜く。
※作り方Aで最後に切った部分を最初に切るイメージです。
(ア)=作りたいマチの大きさ - 2 cm
(イ)=(ア) ÷2 + 1 cm
- 画像のように布の表を内側にして半分に折る。
- 両サイドを縫い代1cmの位置で縫う。
- 画像①②を参考に、切り抜いた箇所のA-a, B-bの辺がそれぞれ重なり合うにように布をつまむ。※画像③のような形になるはずです。
- 先ほど縫ったサイドの縫い代を両外側に開く。
- 画像③のようにマチの部分を縫い代1cmの位置で縫う。
※この時、縫い目の長さが自分の作りたいマチの長さになっていることを確かめる。 - 反対側の角も同様に縫う。
- 完成!
作り方Bは、縫いズレを外から見えないマチに持ってくることができます。
(切替生地の高さが合わないなどを防ぎやすい)
なので、Bの方が少し複雑な工程に感じるかもしれませんが、見た目はきれいに仕上げることができます。
外マチ
製作例:トートバッグ
特徴
- 外側に三角形ができ、デザインのアクセントになる
- マチを縫うときに重なる布の枚数が多くなる
※厚い布(帆布やデニムなど)で作る時は注意
作り方
- [画像①]布の裏を内側にして底部分に一度アイロンをかける。
- 作りたいマチ大きさの半分の長さの位置で谷折りをしてアイロンをかける。後ろ側も同様に。
※[画像②]のように下側が「W」のような形になるはずです - [画像③]下側を「W」の形にしたまま両サイドを縫い代1cmの位置で縫う。
- 完成
はなママ
皆さんも好みの形のマチでハンドメイドを楽しんでくださいね。